私の好きな祝詞

私が神事であげる祝詞・・・神事の数だけ祝詞が存在します。
この数多い種類の祝詞は全て神様への大切なお手紙なのです。
ですから、いつも心を込めて神様に伝わるように奏上しております。

祝詞の意義や歴史的な背景などは学者諸氏にお任せすることに致しまして、
私は、この数ある祝詞の中から私が日供で奏上している祝詞をご紹介したいと思います。

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私の守護神さまは伏見稲荷大社の主祭神であられます宇迦之御魂大神さま、
そして、ご眷属さまの末廣大神さま、命婦尊女神さまです。
神事の際に奏上させて戴いてますのが大祓詞、稲荷祝詞、稲荷大神秘文です。
時に、他の祝詞も奏上させて戴きますが、大概はこの三つの祝詞を奏上いたします。

では祝詞の内容等お話ししたいと思います。
大祓詞は又の機会にしまして、今回は稲荷大神秘文についてお話したいと思います。
まず、祝詞の文面は以下の通りです。

夫神は唯一にして。御形なし。
それかみはゆいいちにして みかたなし 

虚にして。霊有。
きょにして れいあり

天地開闢て此方。        国常立尊を拝し奉れば。
あめつちひらけてこのかた   くにとこたちのみことをはいしまつれば

天に次玉。地に次玉。人に次玉。
あめにつくたま つちにつくたま ひとにやどるたま 

豊受の神の流れを宇迦之御魂命と生出給ふ。
とようけのかみのながれを うかのみたまのみことと なりいでたまふ

永く。 神納成就なさしめ給へば。
ながく しんのうじょうじゅなさしめたまへば
天に次玉。地に次玉。人に次玉。
てんにつくたま ちにつくたま ひとにやどるたま 

御末を請。信ずれば。
みすえをうけ しんずれば 

天狐地狐空狐赤狐白狐。稲荷の八霊。五狐の神の。
てんこおちこうくこおしゃくこおびゃくこお いなりのはちれい ごこおのしんの

光の玉なれば。誰も信ずべし。        心願を。    持って。
ひかりのたまなれば たれもしんずべし  しんがんを    もって

空界蓮来。     高空の玉。    神狐の神。
くうかいれんらい  こくうのたま   やこおのしん

鏡位を改め。 神寶を於て七曜久星。
きょういをあらため  かんたからをもってしつようきうせい

二十八宿。 當目星。 有程の星。
にじゅうはっしゅく  とめぼし  あるほどのほし
私を親む家を守護し。 年月日時災無く。
 わたくしをしたしむいえをしゅごし ねんげつじつじわざわいなく 

夜の守り。 日の守。 大成哉。 賢成哉。
よのまもり  ひのまもり おおいなるかな けんなるかな

稲荷秘文慎み白す。
いなりひもんつつしみもうす


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この「稲荷大神秘文」という祝詞の注釈には諸説様々にありますので専門的な解説は省かせて戴きますが、
祝詞の内容自体は「永く、しっかりと稲荷神を信じて奉れば大願成就しますよ」、というような内容ですので一般の方にもとても分かりやすいものだと思います。

唯、恐らく皆様の中には「稲荷の八霊、五狐の神とあるのは何故?」
と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・。
「お稲荷さまって沢山いらっしゃるの??」 となりますよね。
もちろん、一般的にお稲荷様と言われている神様は宇迦之御魂大神様のことです。
江戸時代、とても身近で御利益があるとされ、眷属信仰が民間信仰として一般の市民に広がって行き、いつの間にか「お稲荷様=眷属さま」となってしまったのです。
ですから、現代の人達が誤解されてしまうのも無理はありません。

さて、話を戻すと、
大神様である宇迦之御魂大神さまが大臣であるとするならば、
五狐神は秘書の様なものです。これはご眷属さまがされるお仕事の内容なのです。
大神さまはとても高い尊い存在で、人間界からは到底遠い高い所に存在されていらっしゃるので下界には降りていらっしゃいません。
その代わりに私達の願いを大臣である大神さまに秘書であるご眷属さまが随時、取り次いで下さるのです。

そして、全部で八霊、と祝詞にはあるのだけれど??、となりますよね。
この八霊・・・つまり、五柱の神+三つの霊、ということなのです。
五狐神は、天狐 地狐 空狐 赤狐 白狐 のご眷属神さまです。
残りの三つの霊は艶狐、風狐、野狐という霊です。
五狐神であられる天狐 地狐 空狐 赤狐 白狐と言われるご眷属さま達は大神さまの元で様々な御働きをしてくださいます。
また、三つの霊である艶狐、風狐、野狐にもそれぞれに活動している場がありますが、良い場や状態ではなく、人に禍をもたらす霊です。
けれども、もちろん様々な事を動かす霊力はありますので、ばかにしたり、無視するととんでもない結果を招いてしまいます。
ですので、この五狐神と三霊を併せて稲荷の八霊として祝詞で奏上するということなのでしょう。

ここまで書いてまいりましたが、ざっとという感じの簡単なご説明となってしまいましたが・・・。
もっともっと祝詞の意味、意義は奥深いものがあります。
語り始めたら、語りつくせないほどの説明できないようなもの凄い力があるのです。
とにかく、祝詞の力の凄さだけは計り知れません。

私に取っては様々な状況においての神事にも無くてはならない、とても大事な心強い祝詞です。
皆様もお稲荷さまの前で何かご祈願される時には、是非、この祝詞を奏上されると宜しいかと思います。
但し、棚ボタのお願いは駄目ですよ、邪念には邪神がつきものです。
くれぐれもお気を付け下さいませ。

さて、他にもこの「稲荷大神秘文」につきましては色々と興味深い事は沢山ありますが
また、ご眷属様の事なども含めて機会を改めてお話しさせて戴きたいと思います。




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くりぼっくり

Author:くりぼっくり
神さまと人と動物たちの中取り持ち役として・・・。

宇迦之御魂大神様の厚き尊き御神徳の元、
神職、スピリチュアルカウンセラー、スピリチュアルアニマルヒーラーとして皆さまと動物たちの魂の救済をさせて戴いております。

☆御相談、詳しいお問い合わせ等は「みどりの杜」HP、「お問い合わせフォーム」からお願いいたします。
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