遠方からお稲荷さまに拝礼させて戴く。
以前、東京に居を構えている頃、今まで京都伏見稲荷大社から御霊を戴き御奉斎させて戴いていたお稲荷さま、訳あって一時、御霊をお返ししなくてはならない辛い時期がございました。
もちろん、毎月の京都伏見稲荷さまへの月参りは欠かさず上がらせて戴いておりましたが毎朝毎晩、神様がいらっしゃらない住まいでさせて戴く神事の哀しさ辛さは今でもしっかりと心に焼き付いております。
今はしっかりとお稲荷様の御分霊を伏見稲荷大社より戴き、私が改めて神棚奉斎神事を執り行わさせて戴き、しっかりと御祀りさせて戴いております。
そして、朝晩の神事は欠かす事無くさせて戴く事の幸せを戴けております。

今までどんな事があっても、毎月、月参りの行を欠かした事が無かった私ですが、今、気を許せない疾患を抱えた猫達やお産間近な猫の世話の事もあり中々、伏見稲荷様の参拝が間々ならない状態です。
今、暫くは稲荷山に上がり参拝出来ない事を朝に晩に神様に深くお詫びお許し戴き猫達が落ち着いた時に上がらせて戴ける事を願いつつおります。
私の様に皆様もご家庭や個人的にも様々な理由、訳あって神様をご奉斎出来ない等、お辛い思いをされていらっしゃる方も少なからずおいでかと思います。
神様に御挨拶、朝晩の神事ですが、私はまず神様に一拝(深い九十度のおじぎ)をさせて戴き神事を始めさせて戴きます。
その後には自身を祓い浄めて御神饌を浄め、御献灯、御神饌をお上げ致し祝詞をあげ神様に日々、御守護戴いている感謝を申し上げ、その後に御祈願等をさせて戴いたり日々の思いや今日させて戴く生業、すべき勉強の事などをお話しさせて戴きます。
私の場合、神様に奏上する祝詞ですが、まずは大祓詞を奏上します。
その後に稲荷祝詞、稲荷大神秘文を奏上します。
(※皆さまのお祀りされていらっしゃる神様(ご眷属様)によって奏上する祝詞が異なり、龍神祝詞、般若心経なども唱えたりいたします。)
もしも、お住まいの所に御奉斎されていらっしゃらない場合や何処か出先から京都伏見稲荷様に向かい祝詞を奏上する場合には、神様が御前にあられません。ですので、何処に向かって奏上したら良いのかと悩んでしまう事と思います。
そんな時には、「遥拝略詞」(ようはいりょくし)という祝詞がございます。
これは遠方から山城國稲荷山の方に向かい遥に拝む時の詞です。
方角的には西方に向かい奏上されるとよろしいかと思います。
遠く京都伏見にご鎮座されるお稲荷さまを思い浮かべながあなた様の思いが神様に届きますよう
奏上くださいませ。
山城國稲荷山の底津岩根に大宮柱太敷立て
やましろのくにいなりやまのそこついはねにおおみやばしらふとしきたて
鎮座坐す稲荷大神の御前を慎み敬い
しづまりましますいなりのおおかみのみまえをつつしみうやまい
遥かに拝み神奉らくは
はるかにおがみかみまつらくは
家にも身にも枉事有らせず夜の守日の守に守り賜いて
いえにもみにもまがことあらせずよのまもりひのまもりにまもりたまいて
子孫の八十連屬彌次々に至まで
うみのこのやそつづきいやつぎつぎにいたるまで
五十橿八桑枝の如く令立榮賜い守り幸え賜えと
いかしやくわえのごとくたちさかえしめたまいまもりさきわえたまえと
恐み恐みも白す
かしこみかしこみもまおす

皆さまにお稲荷様からの厚き尊き御守護が戴けますように願っております・・・
もちろん、毎月の京都伏見稲荷さまへの月参りは欠かさず上がらせて戴いておりましたが毎朝毎晩、神様がいらっしゃらない住まいでさせて戴く神事の哀しさ辛さは今でもしっかりと心に焼き付いております。
今はしっかりとお稲荷様の御分霊を伏見稲荷大社より戴き、私が改めて神棚奉斎神事を執り行わさせて戴き、しっかりと御祀りさせて戴いております。
そして、朝晩の神事は欠かす事無くさせて戴く事の幸せを戴けております。

今までどんな事があっても、毎月、月参りの行を欠かした事が無かった私ですが、今、気を許せない疾患を抱えた猫達やお産間近な猫の世話の事もあり中々、伏見稲荷様の参拝が間々ならない状態です。
今、暫くは稲荷山に上がり参拝出来ない事を朝に晩に神様に深くお詫びお許し戴き猫達が落ち着いた時に上がらせて戴ける事を願いつつおります。
私の様に皆様もご家庭や個人的にも様々な理由、訳あって神様をご奉斎出来ない等、お辛い思いをされていらっしゃる方も少なからずおいでかと思います。
神様に御挨拶、朝晩の神事ですが、私はまず神様に一拝(深い九十度のおじぎ)をさせて戴き神事を始めさせて戴きます。
その後には自身を祓い浄めて御神饌を浄め、御献灯、御神饌をお上げ致し祝詞をあげ神様に日々、御守護戴いている感謝を申し上げ、その後に御祈願等をさせて戴いたり日々の思いや今日させて戴く生業、すべき勉強の事などをお話しさせて戴きます。
私の場合、神様に奏上する祝詞ですが、まずは大祓詞を奏上します。
その後に稲荷祝詞、稲荷大神秘文を奏上します。
(※皆さまのお祀りされていらっしゃる神様(ご眷属様)によって奏上する祝詞が異なり、龍神祝詞、般若心経なども唱えたりいたします。)
もしも、お住まいの所に御奉斎されていらっしゃらない場合や何処か出先から京都伏見稲荷様に向かい祝詞を奏上する場合には、神様が御前にあられません。ですので、何処に向かって奏上したら良いのかと悩んでしまう事と思います。
そんな時には、「遥拝略詞」(ようはいりょくし)という祝詞がございます。
これは遠方から山城國稲荷山の方に向かい遥に拝む時の詞です。
方角的には西方に向かい奏上されるとよろしいかと思います。
遠く京都伏見にご鎮座されるお稲荷さまを思い浮かべながあなた様の思いが神様に届きますよう
奏上くださいませ。
山城國稲荷山の底津岩根に大宮柱太敷立て
やましろのくにいなりやまのそこついはねにおおみやばしらふとしきたて
鎮座坐す稲荷大神の御前を慎み敬い
しづまりましますいなりのおおかみのみまえをつつしみうやまい
遥かに拝み神奉らくは
はるかにおがみかみまつらくは
家にも身にも枉事有らせず夜の守日の守に守り賜いて
いえにもみにもまがことあらせずよのまもりひのまもりにまもりたまいて
子孫の八十連屬彌次々に至まで
うみのこのやそつづきいやつぎつぎにいたるまで
五十橿八桑枝の如く令立榮賜い守り幸え賜えと
いかしやくわえのごとくたちさかえしめたまいまもりさきわえたまえと
恐み恐みも白す
かしこみかしこみもまおす

皆さまにお稲荷様からの厚き尊き御守護が戴けますように願っております・・・
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